地震

なんて親不孝者。
自分のことでいっぱいいっぱいで周りが見えていない証拠。
三者からのメールで自分の地元で地震があったことを知る。
小さなものなら気にもしなかったのだけれど。
震度5
あまりのことに驚き。
慌てて、電話するも繋がらない。
切り替えてメールにして何とか確認。
一安心。
ここ暫く、底の底に居て苛々が続き知らず愚痴ばかりを口にして周りのことに何一つ目がいっていなかった。
その報いだろうか。
ともかく、家族みんな問題なかったようで安心。


こんな状態でこの人社会復帰できるのだろうか。


もうなんだかどうしたらいいのか自分でも分からないよ。
今までも、幾らでもこれ以上酷いことはないだろうと思ったことは何度もある。
其れこそ、こんな職場で何を必死に守ってるんだろうと思いながらも周囲からの視線をひしひしと受けながら耐え続けたときは流石にこれ以上の状況はないだろうと思った。
でも、その時でも此程の状況にはならなかった。
置かれている状況の差異はあれど、再びこの地に来るとは思わなかった。
一人は確かにしんどい。
でも、今家族が知覚にいると間違いなく頼り切ってしまって自分で考え動くことを放棄してしまいそうな人間だから。
一人で居る方がいいのだろう。
そう思う。
今までもそうやってきたから。